(photo & text Izumi)
様々なご縁に恵まれ、マダガスカルという地球最果ての地に行くことができました。生き物・文化どれも日本とは異なり、すごく新鮮でした。マダガスカルで見たものを何回かにわたって紹介していきたいと思います。初回はマダガスカルの基礎知識と、どうやってマダガスカルに行ったかを書きます。
マダガスカル
アフリカ大陸の東側に位置するマガダスカルは、世界で 4 番目に大きい島で日本の 1.6 倍の面積です。人口 2800 万人が暮らしており、伝統宗教がもっとも多く、次いでキリスト教となっています。言語はマダガスカル語が一番使われていますが、公的な場面ではフランス語を使います。かわいい言葉が多い印象です。「こんにちは」は「さらま~」、通貨は「ありあり」、ヤギは「うし!」です。
首都:アンタナナリボ
首都はアンタナナリボです。標高 1400 m にある年間通じて涼しい都市です。中心部はこんな感じで、人も多く活気にあふれていました。写真左上に写っているのは、Eglise de Faravohitra という教会です。
街の中心部には丘があります。坂道がある景色は良いですね。写真に奥行きが出ます。車は古い日本車やフランス車が多いです。
見晴らしのよい丘からアンタナナリボ中心部を眺めました。美しい赤茶色の街並みが広がっていました。これはアンタナナリボ周辺でとれる土で作られたレンガの色だそうです。右側に写っているのがマハマシナ競技場で、その奥は市民の憩いの場であるアヌシ湖です。遠くの方に目をやると田んぼが広がっていますね。マダガスカルの主食はお米です。
市街地を出るとこんな感じ。日本のような水田が広がっています。田んぼの奥に赤っぽい山肌が見えます。このような土が、建築材料になっていくんですね。
マダガスカルへの行き方
今回はエチオピア航空のサイトで航空券を予約しました。韓国とエチオピアを経由してマダガスカルに行きました。コロナ前はドバイ経由もあったようですが今はありません。エチオピア航空が早くて経済的だと思います。フランス経由という手もありますが、お値段が張ります。
実際に乗った飛行機です。(時刻は現地時間で表記しています)
行き
① 関空 → 仁川 | アシアナ航空 | 17:00発 – 18:50着 |
② 仁川 → アディスアベバ | エチオピア航空 | 0:30発 – 7:45着 (13時間15分) |
③ アディスアベバ → アンタナナリボ | エチオピア航空 | 8:50発 – 13:40着 (4時間50分) |
帰りは上記の逆をたどりました。アディスアベバでの乗り継ぎが時間短く心配していましたが、実際はとてもスムーズでした。飛行機から降りるとバスが待っていて、次の飛行機まで直接連れて行ってくれました。マダガスカル以外にも様々な行先があるようで、たくさんの人がトランジットのバスに乗っていました。その時の動画です。
さいごに
今回の旅は、京都大学のサークルで一緒だった福山亮部さんと、マダガスカルで活動されている黒川廉さんのおかげで実現しました。福山さんはマガダスカルで生き物の研究をしており、黒川さんは旅行会社やNPOを運営しながら、現地で活動する京都大学の研究者の面倒も見てくれているそうです。お二方には、交通手段を手配していただいたり、現地のガイドをしていただいたり大変お世話になりました。ありがとうございました。
撮影機材
撮影機材:Sony α7 IV, SIGMA 24-70mm F2.8, iPhone 14 Pro
現像ソフト:Adobe Lightroom
旅の手配:ARICS TOURS 黒川さん
観察時期:2024年1月
コメント