(photo & text Izumi)
「舞妓鳥」名前の通り踊る鳥。オスがメスに踊って求愛します。ダンスの種類、歌、ダンス会場など、こだわりがスゴイ仲間です。コスタリカでは2種類見ることができました。
キモモマイコドリ(Red-Capped Manakin)
まずは踊る姿を動画に写せたので見てほしい!
左側の鳥がオス。華麗なるムーンウォークです。右側の地味な色の鳥がメスです。
キモモマイコドリは水平に伸びた細い枝を舞台に選びます。小刻みに足を震わせて移動するムーンウォークや、羽を羽ばたかせながらの高速ターンでメスにアピールします。
写真だとこんな感じです。ダンス中は太腿の黄色い羽が良く見えます。また普段より黒目が小さくなっていて、とても必死な様子が伝わってきます。初めて見た瞬間、笑ってしまいました。
こちらはオスが2匹並んだ様子です。コスタリカのマイコドリは子弟関係を持つことが多いです。踊りや歌を師匠から学びます。この日もお弟子さんと踊りを練習している様子が見られました。ダンスの時は黄色の太腿が良く見えますが、普段は隠されていて見えません。
オナガセアオマイコドリ(Ling-tailed Manakin)
背中が青く、二本の長い尾羽が美しいマイコドリです。メスの前でダンスする様子は残念ながら見ることはできませんでしたが、師匠と弟子で歌の練習をしているところを見ることができました。オナガセアオマイコドリは、10種類以上もの異なる鳴き声で歌います。
メスの前で行うダンスは、師匠と弟子がそろって行います。2匹がジャンプしながら交互に前後を入れ替わる、ダイナミックな踊りです。見てみたかったです。Youtube で検索すると出てきますのでぜひ見てみてください。
撮影機材
世界にはたくさんの踊る鳥がいます。今後も遠征してたくさん見ていきたいです。
撮影機材:Sony α7 IV, FE 200-600mm F5.6-6.3
現像ソフト:Adobe Lightroom
旅の手配:さくらツーリスト
観察時期:2023年3月
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