(photo & text Izumi)
世界で最も小さいカメレオンに見られるアンバー山国立公園に行ってきました。この記事では、アンバー山ってどうやって行くの?どんな場所なの?を話したいと思います。実際に見たカメレオンは次回の記事に書きます!
アンバー山への行き方
首都アンタナナリボからディエゴ・スアレスまで飛行機にのり、車に乗り換えてアンバー山へ向かいました。レッドツィンギー、アンバー山、アンカラナはいずれもディエゴ・スアレスから車でいけますので、旅行するならこの 3 つをまとめて回るのがおすすめです!
ディエゴ・スアレスを出発し、国道 6 号線を南下していきます。目的地まで 4 分の 1 くらい走ったところで西南方面の別の道路に入ります。ここからは未舗装、マダガスカルは四駆必須です。
アンバー山国立公園に入る直前の村で小さな商店に寄りました。冷たい水が売ってました。ありがたい!
村を出ると、少しずつ標高をあげていきます。道路の左右はライチ畑が多くありました。
アンバー山国立公園の入り口に着きました。かわいらしい小屋が建っています。ここで入場料を払います。
アンバー山国立公園の植生
雨が多く水量の豊富な森があるアンバー山は、他のマダガスカルの森と異なり、ジメジメ系植物がたくさん生えています。木を見上げれば、たくさんの着生植物がついていました。
びっしりと生える着生ラン・バルボフィラム
糸葦(Rhipsalis)でしょうか。樹上から垂れさがるサボテンの仲間です。初めて自生地で見る植物の同定は難しいです。いつも自信が持てません。
種類はわかりませんが、ランの仲間。
地面もしっとりしています。ホシクサの仲間もたくさん生えてます。
ちょっとした開けた場所にはランも咲いていました。
滝までハイキング
国立公園内にある滝を目指して歩きました。車も通れるくらいの道ですので、歩きやすかったです。途中森が開けるような場所や植林されたような箇所も少しだけありました。マダガスカルで生育でき、良質な木材となる樹木をフランス植民地時代に研究していたようです。日本の杉のような木もありました。
地元の方も歩いています。
滝に着きました。滝つぼにいたマダガスカルカンムリカワセミに夢中で、滝の写真を一眼で撮り忘れました。とりあえずスマホで撮った写真です。水量豊富でよい森ですね。
次回
この国立公園では多数のカメレオンに出会えました。世界最小クラスのカメレオンを見ることもできました。詳しくは次回の記事で紹介したいと思います。
ところで皆さん森の中でのレンズ交換ってどうやってますか?乾燥林や多湿環境で交換したときに高確率でごみ入りませんか?超望遠レンズになると交換するだけでも大変なので皆さんどう対策しているのか気になります。いい案があれば教えてください。
撮影機材:Sony α7 IV, FE 200-600mm F5.6-6.3, SIGMA 24-70mm F2.8, iPhone 14 Pro
現像ソフト:Adobe Lightroom
旅の手配:ARICS TOURS 黒川さん
観察時期:2024年1月
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