(text Chiaki, photo Izumi)
マレーシア(Malaysia)のロンピン(Kuala Rompin)へ、セイルフィッシュ(Sailfish 和名:バショウカジキ)を釣りにいってきました。セイルフィッシュは世界最速の魚とも言われており、大きなセビレと長い吻がとてもかっこいい生き物です。
今回のブログは実際の釣りの様子について書きます。旅程や持ち物に関する詳細は次の記事に書きました。ぜひこちらもご覧ください。
サビキで泳がせのアジを確保
今回は友人と合わせて 4 人での釣行でした。セイルフィッシュは泳がせとルアーの両方で狙うことができますが、Chiaki と Izumi は泳がせで釣ることにしました。ガイドの AhBee さんが用意してくれたサビキを使って、エサのアジを確保します。フォールで食ってくることが多いようなので、サミングしながらゆっくり仕掛けを落としていきます。
うまくアジの群れの中に落とせれば、たくさんのアジがかかります。六つすべての仕掛けにアジがかかったこともありました。自分が釣って、スタッフがアジを手際よく外し、どんどん生簀に入れていってくれます。
十分な数のアジが釣れたので、釣り場へ向かいます。
セイルフィッシュを狙いに
1 時間ほど船を走らせてポイント到着です。水深は 30m ほどでした。すぐにスタッフが泳がせ用の針にアジを引っ掛けて投入してくれます。その後は反応があるまで、別の竿を出してジギングしたり、おしゃべりしたりしながらのんびり待ちます。ロッドはトランスセンデンスのギブリ80sです。パックロッドなので安心して海外に持っていけます。
しばらく待っていると、反応がありました!しっかり待ってから、フッキングします。世界最速というだけあって、ファーストダッシュですごい勢いで糸が出されていきます。
しばらくファイトし、船べりまで寄せてくると、スタッフが吻をつかんで船の中にあげてくれます。Izumi、セイルフィッシュ初キャッチです!
背ビレのドット模様もとてもきれいです。
スポーツフィッシングとしてのセイルフィッシュは、リリースが決まりです。写真を急いで撮ったあと、すぐに海に戻して蘇生後にリリースします。
その後、Chiaki もセイルフィッシュを初キャッチ!背ヒレと吻のかっこよさもさることながら、体も色や模様も個体によって異なり、とても興味深いです。模様がくっきり入っている個体や、黒っぽい個体、青っぽい個体、色々な個体が見られました。
クイーンフィッシュ(イケガツオ)
セイルフィッシュ狙いででアジの泳がせをしている時にかかった魚です。こちらもマレーシアで釣りたいと思っていた魚なので、姿が見えた時はとても嬉しかったです。メーターオーバーのクイーンフィッシュはとても引きが強く、楽しめました。体の斑点模様や、銀色に輝く体色がかっこいいです。
コビア(スギ)
こちらも、アジの泳がせをしていたときにかかった魚です。コバンザメに近い魚で、最初見た時はサメが釣れたかと思いました。現地では好んで食べられているようで、リリースはせずにスタッフが持ち帰っていました。
ティップラン
今回の釣行では、イカ釣りもやらせてもらいました。サイズは大きくないですが、ホイホイつれます。赤系アオリイカと白系アオリイカが混ざっていました。ティップランのシーズンは 9 月なようなので、またその時期にも来てみたいですね。
竿はトランスセンデンスのバトゥータです。
終わりに
今回はマレーシアにセイルフィッシュを釣りにいきました。広くて快適な船や、スタッフの手厚いサポートを受けながら、釣りを存分に楽しむことができましたし、以前から憧れていたセイルフィッシュをキャッチすることができて感動しました。使用した道具や、旅程の計画に関してはこちらの記事に書いてありますので、興味がある方はこちらも読んでみてください!
撮影機材:Sony α7 IV, SIGMA 24-70 f2.8, RICOH GRⅡ, AhBee さんのスマホ
現像ソフト:Adobe Lightroom
旅の手配:Chill trip
観察時期:2024年7月
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