(photo & text Izumi)
コスタリカのカーニョ・ネグロにガー釣りに行きました。
自然保護区内での釣りですので、まずは公園事務所でライセンスを取得します。時期やサイズによっては釣った魚を持ち帰ることもできますが、今回はすべてキャッチ&リリースです。釣り物はこの自然保護区のロゴにもなっているTropical Gar。甲殻類や魚を食べる肉食魚で、本種はメキシコ~コスタリカに生息しています。古代魚であるガーの中でも、トロピカルガーは最も原始的と言われています。1億年も前から姿を変えていない古代魚が今でも生息しているなんて驚きです。
カーニョネグロ自然保護区
自然保護区までの車と釣りガイドの手配はさくらツーリストさんにお願いしました。
保護区の入り口にて。ガーのロゴがおしゃれ。
自然保護区内にある村から、小さいボートで出発します。
釣り場まで20分くらい。途中、アマゾンカワセミやらワニやらたくさんの生き物を見ながら進んでいきます。
釣り場はこんな感じ。川の両岸には木々が生い茂っていて、倒木も川の中に沈んでいるような環境でした。例えが正しいかどうかわかりませんが、日本で言えば西表島のマングローブフィッシングに近い雰囲気がありました。
スタートフィッシング
水面を見ていると、あちらこちらでガーのボイルが!
とりあえずクランクをつけて投げてみると、、、
釣れた!!!!
まさか1投目から大きなガーが釣れるなんて。この素晴らしい環境に本当に感謝です。鋭い歯、まん丸の目、光沢のある鱗、大きなヒレ、どれを取っても立派です。興奮しすぎてあんまり写真を撮らずにリリースしてしまいました。もっと写真を撮ればよかったです。
今回使ったのはハイドアップさんのHUクランク200のホットピンクカラーです。現地の方はクランクを使ってガーを釣ると聞いていたので、クランクを多めに持っていきました。このクランクは、旅行に行く直前にたまたま中古で見つけて買いました。HUクランクは使いやすいと聞いていましたが、根掛かり回避性能も良くコスタリカでも実力を発揮しました。
1匹目を無事にリリースするころには、周辺のボイルも落ち着いていました。クランクを投げていくもあたりはなし。そこで管付きチヌ針に小魚をつけて、仕掛けを下流へ下流へ流していくと、、
可愛いガーが釣れてくれました。小魚を流していくと、ある反転流に入ったところで必ずバイトがありました。最初は合わせが早くばらしてばかりいましたが、小魚をしっかり食べてガーが動き出すのを待ったらキャッチできました。ガーの口は堅いので、かけるのが難しいですね。
次の予定もあったので、午前中で釣りは終了。忘れられない釣りになりました。
タックルデータ
今回のタックルはこちらです。
釣り具は現地でレンタルすることもできますが、私たちはすべて日本から持っていきました。パックロッドなので一般的なスーツケースにも入って便利です。
■Izumi
ロッド:プルクラ62b(トランスセンデンス)
リール:スコーピオンDC
■Chiaki
ロッド:スコーピオン2602R-5(シマノ)
リール:22ステラC3000
旅の手配:さくらツーリスト
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